2019.2.6 特任教員 加藤氏(客将 代表/元株式会社富士通総研)寄稿文を掲載しました。

2019年2月6日

特任教員の声 第3弾

企業の皆様の参考に、特任教員が本事業をどのように感じているのか、シリーズでご紹介いたします。

第3弾の今回は、客将 代表/元株式会社富士通総研の加藤氏に希望創発センターへの想いを綴っていただきました。ぜひ、ご覧ください。

 

katou1901_330.jpg

研究会メンバーと議論する加藤真氏(中央)

 

 「高知大学で新しいプロジェクトを一緒にやりませんか?」
 2017年10月、東京神田の喫茶店でその話は突然降ってきました。天使の声には程遠いちょっとしゃがれた声のささやきに、生来の新しいもの好きの好奇心がムラムラと沸いたのを覚えています。しかしながら、その時の私は保育園に勤め始めてまだ半年。新プロジェクトに時間を割くことが難しい状況にありました。

 
 それでも参画しようと思ったのは、非常勤で月1回程度のサポートという条件であったこと、メンバーに多くの知り合いがいたこと、高知大学が主催する「すじなし屋」※に参加したことがあり、高知に親近感があったからです。気づけば、中身も良く分からないままに「やります!」と意思表示をしていました。

 

 希望創発センターでは、学習プログラムの構築を担当することになりました。このプロジェクトに参画した時には構想企画書はすでに公になっていたとはいえ、当初は構想も何も理解しておらず、知らない者の強さで失礼な発言も多々あったように感じています。

 

 さて、2018年4月から希望創発センターの正式なプログラムが始まりました。この1年は「走りながら考える」という乱暴な運営でしたが、研究会参画者と推進メンバーが一緒になって「0」から作り上げてきました。また、誰一人排除することなく、メンバー全員がフラットな関係性の中で取り組んでいるため、基本的に“やってはいけないこと”、“言ってはいけないこと”が無いのです。

 

 私はこのセンターの推進メンバーの一員として、思ったこと・感じたことはしっかりと声にして、参画する皆さんの伴走者の意識で、今後も「宴会と雑談の加藤」として、楽しみながら高知通いをしていきます。


※「すじなし屋」
 その場に提供される情報を基盤に相互理解を促進する空間づくりの手法。高知大学が独自に開発したもので、参加者全員の“想い”を共有することに重きを置いている。

お問い合わせ

希望創発センター
学習・研究サポート室
電話:0888448440

センター紹介

希望創発教育研究
システム

在学生の皆さんへ

その他

AED設置場所