2022年1月11日 2021年度JICA課題別研修「地域アグリビジネス振興のためのフードバリューチェーン構築」(A) (B)コース(2020年度研修員再研修)を実施しました

2022年1月11日

 高知大学は1月11日から3月4日にかけてJICA課題別研修「地域アグリビジネス振興のためのフードバリューチェーン構築」2コースを実施しました。(Bコース 英語:5ヵ国7名):1月11日~1月28日、Aコース スペイン語:9ヵ国22名):2月7日~3月4日)

 本研修コースは政府開発援助(ODA)事業の一環として国際協力機構(JICA)との連携のもとに実施しており、アジア、アフリカ、中南米地域において農畜産物の付加価値化に取り組んでいる農業省の行政職員や大学教員及び民間の農業関連事業者など2コースで14カ国から29名が参加しました。
 なお、本研修コースは昨年度遠隔研修に参加した研修員を対象に、今年度は来日研修を予定しておりましたが、昨年度に引き続き新型コロナウイルスの影響で来日ができなかったため、再度インターネットを使用した遠隔研修を実施することとなりました。

 今回の研修では、(1)6次産業化促進のための高知県の取り組み、(2)高知大学土佐フードビジネスクリエーター講師による商品開発論、(3)地域の強みを活かした6次産業化の事例、(4)高知県のアグリビジネス関連企業との意見交換、(5)高知県と高知大学が産学官で協働して進めているIoPプロジェクト(※)等について、インターネット上のプラットフォームを活用して遠隔で講義や意見交換を実施しました。

 本研修を通じ、研修員は6次産業化推進における産学官連携の重要性や6次産業化が地方創生に果たしている役割等について理解を深めるとともに、本研修で学んだ施策や取組を自国に応用し、具体的な課題改善に繋げるためのアクションプランを作成しました。

 高知大学では、国際研修を通じて高知県の産学官の優れた取り組みを発信することにより、SDGsにも貢献し、高知県と開発途上国がウィン・ウィンの関係となる国際協力を推進していきます。


※IoP・・・Internet of Plantsの略、植物のインターネットのこと。IT技術により施設園芸農業の見える化を進めるプロジェクト。詳細はこちらをご覧ください(https://kochi-iop.jp/

 

 

2021JICA_food1.png

2021JICA_food2.png

〈高知大学によるオンデマンド講義〉 〈オンデマンドによる現場視察プログラム〉
   
2021JICA_food3.png
〈高知県企業とのビジネスネットワーキング:英語コース〉
   
2021JICA_food4.png
〈オンラインディスカッションの発表:スペイン語コース〉
   
2021JICA_food5.png
〈閉講式の様子:スペイン語コース〉

 

 

 

 

 

国際交流活動

国際連携推進センターについて

本学へ留学を希望する方へ

海外へ留学を希望する方へ

在学留学生の方へ

教職員の方々へ

データ集


センター発行 広報誌
ソーシャルメディア
Facebook