2021年12月8日(水)、高知ファイティングドッグス副社長北古味潤氏を講師に、「スポーツと国際交流を介したまちづくり」という演題で講演会を開催しました。今回は会場とMicrosoft teamsを使ったハイフレックス形式で行い協定校の中国・安徽大学からの参加も得て、高知大学と安徽大学の、留学生、日本人学生や教職員など合計70名ほどの参加となりました。
　高知ファイティングドッグスの活動はプロ野球という枠にとどまらず、「地域コミュニティ形成」や「地域アイデンティティ醸成」等を目指していること、また、韓国、中国、中南米との国際交流を通して、プロを目指す選手の受け入れを行うなどの人材育成の取組み等についての紹介がありました。
　また、北古味氏が中南米のブルキナファソでスカウトし現在キャプテンのサンフォ・ラシィナ選手も野球をはじめたきっかけや高知での体験談を日本語で話をされました。
　参加者からは「高知ファイティングドッグスの活動が高知県に経済効果を生み出していることを知り応援したくなった」、「地域の中で、グローバル的な視点で、スポーツの持つ力の大きさを再認識できた」、「地域の小さな問題から他国の社会問題まで多岐に渡ることに問題意識を持ち、それを解決する一つの手段としてファイティングドッグスを活用している部分に興味を持った」等の感想が寄せられました。
　今後も国際連携推進センターでは、協定校と連携して地域と国際をテーマにした講演会を開催していきます。