2021年3月12日(金)に2020年度春季オンライン短期研修プログラム報告会(韓国・中国)をMicrosoft Teams上で行いました。本報告会では、釜山外国語大学校主催の韓国語短期研修（2021年2月8日～3月3日実施）、ならびに上海海洋大学主催の中国語研修＆文化体験（2021年2月22日～3月5日実施）に参加した学生による発表が行われました。韓国語短期研修に参加した5名の学生は、研修プログラムの概要やテキストの内容、特別活動、文化授業、韓国人学生によるチューター活動、研修プログラムを通しての学び等について報告しました。中国語研修＆文化体験は無償で提供されたプログラムに4名の学生が参加し、そのうち2名がプログラムの概要や授業内容、オンライン留学のメリット・デメリット等について報告を行いました。
　学生が感じるオンライン留学のメリットとしては、「日本にいながらネイティブの先生に言語や文化が教えてもらえる」、「質疑応答がしやすい」、「費用が現地で学習するよりかからない」、「手続きが簡単」、「自宅で受けられるので遅刻をしない」、「日本にいながら世界各国の学生とともに学習できる」等が挙げられました。
　一方、オンライン留学のデメリットは、「遠隔では先生の口や舌の動きが分かりにくかった」、「通信環境によって授業の進みが悪くなる」、「現地の風景を紹介してもらったが、においを感じたり人と触れ合ったりできない」、「時差の問題」等でした。
　今回の報告会で発表した全ての学生が、プログラム参加後にアジア地域に留学したくなったと答えていました。オンライン短期研修プログラムに参加することで、長期の留学や将来のキャリアにつながる経験ができたようです。
　なお、今回有料のプログラムについては、高知大学国際化戦略経費より参加費の支援を行いました。2020年度は新型コロナウイルスのため多くの学生の海外留学という夢が叶いませんでしたが、引き続き本学では学生の留学したいという気持ちを応援していきます。