フィリピン農業省漁業・水産資源局に高知大学オフィス、共同実験室を設置

2010年2月16日

 高知大学はこのたび大学院黒潮圏総合科学専攻と部局間協定を締結しているフィリピン農業省漁業・水産資源局第2地域支所(BFAR)に高知大学オフィスと共同実験室を設置しました。平成22年2月16日(火)に高知大学から遠藤副学長、諸岡黒潮圏総合科学専攻教授らがBFARを訪問し、アイソン所長らとともに開所式に出席しました。

 BFARはルソン島北部のカガヤン州ツゲカラオ市にあり、海洋資源の持続的開発、管理、保全等を統括する政府研究機関です。とくにルソン北部5州を管轄するBFAR第2地域支所は、太平洋を北上する黒潮の強い影響下にあり、これまでフィリピン沿岸域の生態環境に関する共同研究を高知大学と実施してきました。両機関は黒潮に関わる調査研究を通じて、蓄積された研究成果を相互に提供し合い、沿岸生態系の比較考察を深化させてきました。

 今回設置したオフィスのほかに、研究室、宿泊室なども備えられており、高知大学からの研究者の長期滞在も可能となり、黒潮圏科学の一層の発展が期待されます。

 

海外拠点(フィリピン)
BFAR第2地域支所の建物
海外拠点(フィリピン)
設置した高知大学オフィス
海外拠点(フィリピン)
オフィス内の様子
海外拠点(フィリピン)
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