国際協力機構の課題別研修「“子どもの学びを保障する”へき地教育の振興-MDGs/EFAの達成に向けて」を実施

2014年10月1日

 高知大学は今年度、独立行政法人国際協力機構(JICA)から課題別研修コース「“子どもの学びを保障する”へき地教育の振興-MDGs/EFAの達成に向けて」を受託し、9月4日から9月17日まで研修を実施しました。12ヶ国19人が参加しました。
 JICA研修事業は、開発途上国の国づくりを担うリーダーたちを招き、日本の様々な課題解決策を探ってもらう我が国のODA事業の一つです。
 今回の研修コースは、中山間地域の過疎化・高齢化、人口減少が進む、全国でも有数のへき地校の割合が高い高知県をフィールドに、自治体や学校、本学が持つ知見や経験を、研修コースの中にも織り交ぜてプログラムを策定し、実施いたしました。研修員は日本のへき地教育の現状を認識し、課題解決のための取り組みを講義と視察、ワークショップなどにより理解しました。
 研修を受けた研修員からは、「複式学級を担当する先生方の用意周到な授業準備に感動した。」、「子どもたち自身が自分の学校・教室を掃除したり、給食の準備をしたりする場面を見させてもらった。これならば特別な予算は必要なく、すぐにでも取り入れられることだ」といった感想が寄せられました。
 また、高知県滞在中は地元の食を楽しんだり、本学学生との交流活動にも積極的に参加してもらい、短い研修期間ながら、幅広く高知県を経験してもらうことができました。

 

JICA1
JICA2 JICA3


 

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