国際協力機構の課題別研修「総合防災行政コース」を実施

2014年9月8日

 高知大学は今年度、独立行政法人国際協力機構(JICA)から課題別研修「総合防災行政コース」を受託し、8月12日から9月3日まで高知県、東北の被災地を中心に研修を実施しました。
 JICA研修事業は、開発途上国の国づくりを担うリーダーたちを招き、日本の様々な課題解決策を探ってもらう我が国のODA事業の一つです。

 今回の研修コースは、主に津波災害が予測される11か国15名の行政官を招き、南海トラフ大地震に焦点をあて、その発生のメカニズム、規模と想定被害状況、国・県・市町村の防災対策について講義と視察により理解し、研修成果の自国への応用について話し合い、それぞれの研修員が帰国後、各国の防災対策のアクションプランを作ることを目的に実施したものです。

 研修を受けた研修員からは、「日本の災害を未然に防ぐ取り組みそのものが印象的。帰国後は、多くの国民に防災の大切さを伝えたい」、「東北地方の被災地の様子をテレビで見ていた。津波の威力に驚いた。関係機関が連携した復旧対応に感銘を受けた。自国でも活かせられると思う」といった感想が寄せられました。
 また、高知県滞在中は地元の食を楽しんだり、本学学生との交流活動にも積極的に参加してもらい、幅広く高知県を経験してもらうことができました。

 

総合防災行背コース開講式 仮設住宅で暮らす方々との意見交換会
雲ができる仕組み 剣道部の早朝練習を見学


 

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