【トピックス】2020年度JICA課題別研修「地域アグリビジネス振興のためのフードバリューチェーン構築(A)(B)」コース(遠隔研修)を実施しました

2021年3月19日

  高知大学は、1月から3月にかけて国際研修「地域アグリビジネス振興のためのフードバリューチェーン構築(A)(B)」コースを実施しました。今回の研修は、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大を受け、従来の来日研修ではなく、インターネットを利用した遠隔形式で行われ、(A)スペイン語と(B)英語の2コースに分かれて実施されました。
 本研修参加者は、地域アグリビジネス振興及びフードバリューチェーン構築に携わる行政職員、大学教員及び民間の農業関連事業者で、1月12~29日に実施された英語コースにはアジア及びアフリカ地域の5か国7名が参加、2月15日~3月12日に実施されたスペイン語コースには中南米及びアフリカ地域の10か国24名が参加しました。
 本研修コースは、政府開発援助(ODA)事業の一環で、地域産品の高付加価値化のためのフードバリューチェーン構築を主題として、日本及び高知県の取組みについて学び、自国の抱える課題に対する解決方法を見出すことを目的としています。
 今回の研修では、産官学民の連携による産業振興政策や取組みに関する講義や、県内の地域資源を活用したアグリビジネスの事例について、インターネット上のプラットフォームを通じて学び、研修員は、フードバリューチェーン構築についての理解を深めました。研修の最後には、本研修で学んだ施策や取組みをどのように自国に応用し、課題改善に繋げられるかを分析した総括レポートを作成しました。
 今回の遠隔研修に参加した各国研修員は、来年度来日し、実地研修を通じてさらに知見を深める予定です。高知大学では、今後も引き続き国際研修を実施し、地域の知見を海外に発信する取り組みを続けていきます。

 

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〈カントリーレポート発表会(英語コース)〉

 

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〈Zoomを使ったディスカッション(スペイン語コース)〉

 

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〈閉講式(英語コース)〉

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