◆「地域医療を支える四国病院経営プログラム」が、 最高評価である「S評価」を獲得しました

2023年2月16日

 文部科学省「課題解決型高度医療人材養成プログラム(以下、「本事業」という)」の事後評価において、高知大学、香川大学、高知工科大学及び高知県立大学が連携して実施した「地域医療を支える四国病院経営プログラム(以下、「本プログラム」という)」が、最高評価である「S評価」を獲得しました。

 本事業は、我が国の医療現場が抱える諸課題に対して、科学的根拠に基づいた医療を提供でき、健康長寿社会の実現に寄与できる優れた医療人材を養成することを目的として実施しているものです。その中で本プログラムは平成29年度に採択され、病院経営人材の養成を目的として、令和3年度まで実施しました。本プログラムでは、模擬実践となるケースディスカッションを講義・演習に取り入れるとともに、経営に関するプロジェクト発表などのリアルな実践の場をカリキュラム内に設けています。また、トップ経営陣と現場責任者を同時に教育することで、OODA型対応病院経営人材を養成しており(※)、待ったなしの病院経営分野に突破力がある人材を送り込むことを目的としたプログラムです(事業期間中60名修了)。

 また、令和4年度から本学独自のプログラムとして深化させ、実践教育を継承して地域医療を支える人材の育成に取り組んでいます。

 令和3年度までの取組に対する文部科学省の事後評価では、評価対象全10事業のうち、唯一、本プログラムが「計画を超えた取組が行われ、優れた成果が得られていることから、本事業の目的を十分に達成できたと評価できる。」として、最高評価である「S評価」を受けました。

 

文部科学省HP 課題解決型高度医療人材養成プログラム(平成29年度選定)の事後評価結果について

地域医療を支える四国病院経営プログラムHP

 

※OODA‥Observe (観察) 、 Orient(方向づけ) 、 Decide(決定) 、 Act(行動) という4つの言葉の頭文字を取った、目標達成のための考え。

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