整形外科学講座の阿漕孝治助教が第47回日本関節病学術集会において学術集会奨励賞、第12回日本運動器疼痛学会において最優秀演題賞を受賞しました。

2019年12月16日

 整形外科学講座の阿漕孝治助教が、第47回日本関節病学術集会(令和元年11月21日から22日)において演題「膝OAにおける軟骨下骨の感覚神経の増生と痛みに対する抗神経成長因子療法の効果」を発表し学術集会奨励賞を、第12回日本運動器疼痛学会(令和元年11月30日から12月1日)において同演題発表で最優秀演題賞を受賞しました。

 我が国で行われた大規模コホート研究においてX線画像上で変形性膝関節症(膝OA)を認めていても痛みがあるのは約1/3であり、膝OAによる変形が患者の主訴である痛みに直結しないことが分かっています。阿漕助教はヒト組織およびラットを用いた動物実験によって、骨軟骨移行部の感覚神経増生がその痛みに関与し、さらに抗神経成長因子療法によってその神経増生と痛みが抑制されることを明らかにしました。

 

 整形外科学教室公式ホームページ
 http://www.kochi-ms.ac.jp/~fm_ortop/index.html

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