高知大学自然科学系農学部門の藤原拓教授を含む産学官連携チームに対し,「STI for SDGs」アワード『優秀賞』の授賞式が行われました。

2019年11月25日

 令和元年11月15日(金)、日本科学未来館において「STI for SDGs」アワード(※1)の授賞式が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)主催のサイエンスアゴラ 2019(※2)内のイベントとして行われました。

 本学自然科学系農学部門の藤原拓教授を含む産学官連携チーム(高知大学、香南市、高知県、前澤工業株式会社、日本下水道事業団の5団体)に『優秀賞』が授与され、本学の櫻井克年学長と香南市 宮田憲一上下水道課長が代表して賞状を受け取りました。

 また11月16日(土)~17日(日)には、「STI for SDGs」アワードの受賞取組のブース展示が行われるとともに、17日(日)午後には、受賞団体によるピッチトークがサイエンスアゴラ 2019の会場であるテレコムセンタービルで行われました。

 

※1 JSTが実施する、科学技術イノベーション(Science、 Technology and Innovation: STI)を用いて社会課題を解決する地域における優れた取組を表彰する制度(本年度創設)です。本制度を通じ、当該取組のさらなる発展や同様の社会課題を抱える地域への水平展開を促し、もってSDGsの達成に貢献することを目指としています。https://www.jst.go.jp/sis/co-creation/sdgs-award/
※2 サイエンスアゴラ:https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/


(参考)受賞した取組
取組名:汚水処理の持続性向上に向けた高知家(こうちけ)の挑戦
~産官学による新技術開発と全国への展開~

 

<取組概要>
高知県は汚水処理人口普及率が全国ワースト3位であり、さらに人口減少や厳しい財政状況に直面しており、地域の都市基盤としての汚水処理施設の普及および持続性向上が課題となっている。
本取組では、高知大学の研究シーズをもとに、反応タンク内に設置した溶存酸素濃度計を用いて、送風量と循環流速を自動制御する汚水処理新技術「オキシデーションディッチ法における二点DO制御システム」を産官学の連携により開発した。同技術は香南市野市浄化センターで電力を3分の1、処理時間を半分に減少し、処理コストも削減できることを実証。この結果を踏まえ、同市内で本技術を2ヵ所に導入した他、さらに他の自治体へも水平展開を行っている。これにより、人口減少が進む地方都市における汚水処理の持続性を向上させた。

 

<受賞理由>
本取組は選考委員会において、開発された新技術の成果が実証されており、日本各地への展開も開始していることから、科学技術イノベーションの活用、展開性の項目において、評価された。
また、本取組は地道な研究による確立された基盤技術を、産官学の共創により実用化につなげ、汚水処理能力の向上、持続可能なまちづくりを実現した好事例として高く評価でき、優秀賞にふさわしいと判断した。 

 

11/15 受賞時の写真

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蟹江 憲史「STI for SDGs」アワード選考委員会 委員長による賞状授与

11/15 高知大学を含む産学官連携チームの集合写真

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11/15 受賞者全体の集合写真

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11/16 ブース展示の様子

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11/16 ブース展示の様子

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藤原教授による説明の様子

11/17 ピッチトークの様子

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前澤工業株式会社 大澤氏による

ピッチトークの様子

 

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