【えんむすび隊】「『なかやま山芋まつり』をみんなで盛り上げよう!」in安田町

2019年3月1日
 12月9日、日曜日。先週のえんむすび隊で収穫した日本産の芋「じねんじょ」を販売するイベント「なかやま山芋まつり」のお手伝いのため、学生14名が安田町中山地区に到着しました。寒空の下、楽しさと慌ただしさが混じったような、なんとも言えない雰囲気が祭りの前であることを感じさせてくれます。
 
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 今日集まった学生たちの中には、昨年も同じえんむすび隊に参加してくれた顔ぶれがちらほら。地域の方々とごあいさつを済ませると、さっそく各配置に移動してお手伝いに入ります。
 
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 毎年ここ中山地区では、じねんじょの収穫時期に合わせて「山芋まつり」を開催しています。会場では収穫したてのじねんじょの販売はもちろんのこと、むかご、特製やまいも汁、田舎寿司や天然アユの塩焼きなどのごちそうが販売されており、毎年えんむすび隊がお手伝いに伺っています。学生たちがじねんじょの植え付けから収穫、販売までを1年間のサイクルとして体験することで、一つひとつのえんむすび隊での学びがつながり、より地域への理解が深まることをねらいとしています。
 
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 今回お手伝いするのは、食事の販売から山芋の重さ当てクイズ、アンケート集めと多種多様な内容です。
 祭りは朝10時からの開始でしたが、9時半ごろから続々とお客さんが来場し始め…あっという間にどこもかしこも長蛇の列が。後ほど地域の方に伺ったところ、例年の3倍もの来場者数があったとのことでした。
 
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 お昼ご飯には地域の方が準備して下さったお弁当を頂きました。
 
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 以前に中山地区にお伺いしたことのある学生は、久しぶりにお会いできた地域の方と近況や進路報告など話に花を咲かせたりもしていました。
 
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 祭りは時間前倒しで早く始まった分、終わるのも少し早めになりました。和気あいあいと片付けを済ませ、ご挨拶をして中山を後にしました。
 
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 今回、学生たちは祭りのにぎやかさに驚いており、地域の活性化の一つの形を自らの目で見たことで、これまでのイメージだけの状態から具体的な形へと意識や知識を変えることができたのではないかと思います。
 例年より忙しい祭りの中ではありましたが、地域の方々にあたたかく受け入れていただき、また今年も一年を通してご縁を結んでいただいて本当にありがとうございました。
 以下に、学生たちの声を紹介します。
 
●人文学部 4年 女性
 地域の方々の温かさを感じました。1年ぶりに安田に来ましたが、私のことを覚えていて下さる方がいて、幸せでした。地域にすぐにまみれる環境をつくってくださってありがたかったです。
1年間を通してその地域に行くことができるということはとても魅力的に感じました。
 
●農林海洋科学部 2年 女性
 地域の人との交流を目的に今回参加したが、たくさんの方とお話ができ、地域に密着して活動することができた。
 現在、地方では高齢化が深刻となっていて今回の活動を通してそれを改めて実感した。やはり、お年寄りの方の参加が目立ち、若い人は少ないかなと思った。このようなイベントは、高知県では数多く行われているので、大学への呼びかけやSNSによる情報発しをもっと行うべきだと感じた。馬路村のゆず祭りでは、CMによる影響で若い方もたくさんいたので地域活性化をはかるにはそのようなことも行ったほうがいいと思う。
 
●農林海洋科学部 1年 男性
 学生が手伝いに来ることは、戦力になりながらも邪魔になることもあるかな、と心配していたが、地域の人のサポートもあって、最大限に自分の力が出せたと思った。休憩する時間も十分にあったので、ただ手伝わされたわけでも、外部の人として参加したというだけでもないということを感じた。ちょうど良い距離での学生の参加だった。
 
●理工学部 2年 男性
 再び安田町の人々の優しさに触れて、また安田町を好きになり、更に安田町について知りたいと感じたし、もっと安田町を訪れたいと感じるようになりました。確かに安田町の減少人口という問題はあるのかもしれないが、今回のやまいも祭等のイベントが安田では行われており、安田町のことをもっと好きになる人が増えて、その魅力を発信して安田町の良さをもっともっと知ってもらいたいと感じた。

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