【えんむすび隊】四万十町のイベントを手伝って地域づくりの“原点”を知ろう

2016年12月18日
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 12月18日日曜日、えんむすび隊は四万十町賑わい街づくり実行委員会が主催する初めてのイベントのお手伝いをするため、四万十町へと向かいました。

 四万十町では旧窪川地区の商店街や町中ににぎわいを取り戻したいと「四万十町賑わい街づくり実行委員会」が立ち上がりました。その中で、人々が集う場所や機会を作ろうということに。まずは試作的に開催するという事で、大学生にも地域の方が本気で試行錯誤をしている現場を肌で感じ、地域活性化の原点を知ってもらおうとえんむすび隊としてお手伝いをしてきました。

 朝8時過ぎ、会場であるワイワイ広場につくと地域の方が集まり会場準備の真っ最中。霜が降りている木々や凍った水に驚きながらも、地域の方に指示をいただきながら会場を整えました。

 

 

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 会場準備が終わり、次はアンケートを使ったヒアリングです。用意していただいた「日常生活」「四万十町」「イベント」の3種類のアンケートを使ってお客様のお話や想いを伺いました。
 普段アンケートなどをやったこともなくどう声を掛けていいか戸惑っていた学生たちでしたが、嫌な顔一つせず協力して下さる四万十町の方々に一安心。一人一人考え工夫しながらたくさんの方の声をお聞きすることができました。

 

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 用意していただいた昼食をいただいた後は、アンケートの集計です。同じ種類のアンケートをした学生同士ペアになり、どういった方からどのような声が集まったかをまとめました。そしてイベント終了後、実行委員の方に向けて報告をさせて頂きました。

 地域の活性化を考えるためにはそこに住む地域の方の声を聞くことが大切だという事を実感した一日になったようです。

 お世話になった皆さま、ありがとうございました。
 以下に参加した学生の声を一部紹介します。是非ご一読ださい。

 

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●理学部理学科2年男子 
今回えんむすび隊として会場の設営、来場者へのアンケートを行いました。会場設営の際には、地域の人と協力して行いました。人と人とのつながりが希薄になりつつあるというのが地域の印象でしたが、四万十町の人々は互いに声を掛けあい協力しているのを見て私たち大学生も見習いたいと思いました。アンケート調査では幅広い年代に人から様々な意見を伺いました。地域の意識が高まることで祭りなどのイベントが活性化していく姿はうらやましくも感じました。イベントが多くなるにつれて他の地域との兼ね合い(スケジュール面、日程被り)も重要になってくると思うので今回のアンケートを基に企画をしていってくれればと思います。私は高知大学黒潮祭実行委員(学祭委員)もしているので、今回の祭りで良かった事、見習いたいことを持ち帰って来年度の参考にしたいです。今日は貴重な体験ができました。ありがとうございました。

 

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●教育学部学校教員養成課程3年男子 
地域のイベントを企画するに当たって参加者のイベントに対する声をインタビューしました。インタビューにあたって、地域の方の本音を引き出すことができるような雰囲気作りや言葉かけを学ぶことができました。様々な年代や立場の人へのインタビューをするにあたって「自分だったらこんなことを答えるかな…」と主体的に考えながらインタビュー活動に取り組むことができました。自分自身の学びとしては昔遊びができたところと子供たちが活躍することのできる地域の環境づくりが挙げられます。前者の昔遊びは、あやとりを地域の方と取り組むことができました。あやとりは子どもの頃に体験できなかったので貴重な経験をすることができました。後者に関しては学校と地域が協力し、子供たちが住んでいる町のために何ができるか考えて実行できる良い機会を見ました。将来、教師になった時にこの経験を活かしたいです。

 

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●人文社会科学部人文社会科学科1年女子 
 地域の方々にアンケートをとる中で、多くのことを学ぶことが出来ました。私は初めて四万十町に来ましたが、アンケートをとる際に、四万十町はどういった場所で、どこが良くて、どこが不便だとか、地域の人たちが街に何を求めているかなど知ることが出来たので貴重な体験となりました。私は地域の活性に興味があります。今回で地域を活性させようと思ったら、まずは地域の生の声を聞くことが大切であることが改めて実感させられました。私は地域と大学をつなごうと学生団体を立ち上げました。この活動をしていく中で、地域に足を運ぶ重要性を感じました。イベントをやるにはその町がどういったところで、どういった人を対象にしていて、何を目指すのかを明確にし行わないといけないと感じました。最後に地域への提案ですが、大学生も私達みたいに地域と繋がりたい学生が多く存在するので何かする時には大学生も呼んでほしいです。

 

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