【えんむすび隊】今昔写真展の写真展示をお手伝い

2017年7月30日
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 730日に実施したえんむすび隊について、当日の様子をUBCインターンシップの一環として参加していた学生から報告してもらいました。(UBCインターンシップについての詳細はこちらhttp://www.kochi-cocplus.jp/info/dtl.php?ID=547

 

 

 7月30日日曜日、高知県のほぼ真ん中に位置する佐川町黒岩地区に訪れました。「黒岩」は、集落活動センターの向かいにある田んぼの中の、高さ2~3メートルほどの岩に由来するそうです。黒岩地区では、一年を通して様々な果物がとれ、なかでも新高ナシは県内有数産地のひとつとのことです。

 この日は、「集落活動センターくろいわ」で、お盆にあわせて開催される「黒岩今昔写真展」の展示のお手伝いに来ました。今年の5月にできたばかりの「集落活動センターくろいわ」に着くと、センターを運営している「黒岩いきいき応援隊」の方たちが笑顔で迎えてくれました。

 事前に地域の人が持ち寄ってくださった写真の数々を、紹介を受けながら目を通していきます。地域の方も「懐かしい!」と声を上げるような小・中学校の集合写真、伝統のお祭りの写真、お茶摘みの後に道端に寝こがっている写真など見ていてクスッとなるような写真もありました。これらの貴重な写真を、どのように展示すれば楽しんで見てもらえるのか、地域の方から思い出話をたくさん聞かせてもらいながら考えていきました。パネルの飾り付けには、日本の伝統文化である折り紙で、ツルや手裏剣を一緒に作りました。折り方を覚えている人、そうでない人も、同じ作業をすることで、緊張感もほぐれ、お互いに楽しみながら作業が進みます。地域の方との交流だけではなく、「はじめまして」の参加者同士での交流ができるのも、えんむすび隊の魅力のひとつです。

 

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 お昼ごはんは、スパイシーな野菜カレーと黒岩地区で採れたブルーベリーをいただきました。黒岩地区のお母さんたちのおいしい食事に、たくさんの方がおかわりをしていました。

 

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 お昼ごはんの後は「黒岩今昔写真展」の「今」の黒岩を撮るため、地域の方と一緒に黒岩の町を探索しに行きました。今はなくなってしまった黒岩中学校の校舎や昔のままの沈下橋など、思い出話を交えながら教えてもらいました。

 写真の展示が完成し、それを見た地域の方から褒めてもらえたときは、うれしさで胸がいっぱいになりました。今回のえんむすび隊では、黒岩の伝統、日本の伝統を感じることができたのではないかと思います。最後まで、あたたかくおもてなしをしてくださった黒岩地域の方に感謝でいっぱいです。ありがとうございました。

 

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 以下に当日参加した他の学生の声の一部をご紹介します。是非こちらもご一読ください。

●人文社会科学部1年女子
 地域の方々がたくさん昔の話をしてくれました。今日は初めてインスタントカメラを使って写真を撮りました。すごくおもしろかったです。

●地域協働学部1年女子
 今日は、地域の変遷を体験できる貴重な時間だったと思う。黒岩という地域は以前は3000人程人口がいたそうだが現在は1000人程にも減少している。私は存続のためにも外部に地域の良さをアピールすることも大切だと思っていたが、今日の活動を通して住民が今一度自分たちの地域を考えることで、地域が一体となるんだと考えた。地域でこんなことを振り返る場にもなっている集活センターっていいなと再認識した。

 

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